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食について

こんにちは!
フィットネスセッション
代表の前田です。

日々、TVやネット、新聞、雑誌などで
食材○○・サプリ□□は△△に効く・・

翌日、スーパーの○○の棚は空っぽに
通販で□□が飛ぶように売れる・・と

食の情報は
かなりオーバーロードし
フードファディズムが蔓延しています。

食と健康の相関関係については
古来より多く研究
提唱されてきたので

空前の健康ブームの中
関心を持つのは至極当然で
とても良い流れなのですが

この状況は
一寸混乱してしまいますね!

過日、厚生労働省は
『栄養3・3運動 』

農林水産省は
『食育-エビデンス・・』と

国民の食生活の一つの指標となるものを
公表していますが

皆、それを超えた
より自分の目的に適う
具体的な内容を
知りたいのではないでしょうか。

スポーツ、フィットネス、
ヘルスケア等管理栄養士のみならず

運動指導に関るトレーナー
インストラクターの方々も

クライアントへの食のアドバイスは、
仕事としても必須となりつつあり

・消化器官―消化吸収のメカニズム、
・腸内環境の調整
・エネルギーシステム/カロリー計算、
・身体組成の計測-フィードバック、
・生活習慣病予防/対策、
・糖質摂取コントロール
・献立/レシピの提示、食べ順ダイエット
・サプリメントの活用

等は、普通に指導されるようになりました。

しかし、考えないといけないことは
他にも沢山ありそうです・・・・・。

昨今、欧米を中心に
日本の食文化が
かなり注目されるようになりましたが

明治時代の医師・薬剤師であった
石塚佐玄は、栄養学が存在しない時代に

既に、食物と心身の関係を明らかにして
「食養」を提唱しましたが

これには現代にも繋がる大切な教えが
詰まってます。

例えば・・・
食本主義
「食は本なり、体は末なり心は
またその末なり」
多くの身心の病気の原因は食にあると・・

これは現代で云う「医食同源」ですね。

身土不二
居住地の自然環境に適合した
産物を主食に

副産物を副食にする事で
心身もまた環境に調和する・・・・・

これも「地産地消」に繋がることですね。

近年、もっと遡り、パレオダイエットを
提唱する人々も増えてきましたが
この辺は議論の余地ありだと思います。

一物全体
食材は、丸ごと全体で様々な
バランスが取れているので

部分ではなく
出来るだけ丸ごと食すことが望ましい・・
 
私自身、これも日頃、
意識していますが

野菜や果実だと農薬の
問題もありますね。
 
しかし、サプリメントについて考える時
質の高いものを精査・選択し
上手に活用すればよいが

元々ある栄養素を
凝縮したものを

盲目的に摂る-過剰摂取の怖さを
気づかせてくれる
教えだとも思います。

また、東洋には西洋には無い
個体特性、つまり体質に応じた
食の考え方もあります。

例えば・・・
東洋(中国)医学をベースにした体質の区分

脾虚、腎陽虚、血虚、陰虚、
気滞、湿熱、血瘀、湿痰 という
8つの体質と食材の選び方や

インドのアーユルヴェーダの体質の区分

ヴァータ、ピッタ、カパ という
3つの体質(ドーシャ)と
食事法などがあります。

一言で云えば
食については・・・
共通する指標はあっても

究極は万人に
良い(悪い)食べ物はなく
個人に適合したものを

その体調を観察しながら
選択していくしかない
ということではないでしょうか。

更に、日本では
TPP-種子法廃止の中

輸入食品-農薬・ホルモン剤
添加物の危険性にも
注意が必要になってきました。

食材の選択とデトックスにも
益々気を使わないといけないですね。

食については、
まだまだ他の事も含め

考えないといけないこと
知っていた方がよいことが
沢山あると思います。

フィットネスセッションでは

今後、人の健康に
大きく関わる食について

色々な情報を持ち寄り
新たな指標を見出すための
研究会の発足を考えています。

皆様の意見や提言も頂けたら幸いです。

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